家を建てる時にキッチンパントリーを設置する方は多いと思います。食料品や調味料の在庫をキッチンのすぐそばに置けるのは便利ですよね!
ただここで悩む点が1つあります。それはパントリーを可動式にするか、固定式にするかです。これによって金額に差が出てくるので我が家も悩みました。
ちなみに我が家はキッチンパントリーを可動棚にしました。
今回は、パントリーを可動式にするメリット&デメリットをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
パントリーが便利
キッチンの近くに食材や調味料のストックを保存できる「キッチンパントリー」は近年、人気ですよね。
キッチンパントリーはどこにどのサイズで設置するかによって使い勝手が変わってきます。
実際に我が家は2畳サイズのキッチンパントリーを設置しました。私が感じているパントリーのメリットは以下の通りです。
食材等の保管場所としての使い方はもちろんですが、まとめ買いができるので節約になります。また置き場所が決まっているので、買い物をして帰宅したときに片付けが短時間で終わるようになりました。
キッチンパントリーは家づくりの中でも、取り入れて良かったと自信をもって言えるものの1つです。
そのパントリーですが、棚の高さを調整できる「可動棚」にするか、高さ固定する「固定棚」かで悩む方も多いと思います。
下記で可動棚のメリット&デメリットをご紹介していきますね。
可動棚のメリット
可動棚にすることで、棚の高さ調整が容易にできます。なので使い勝手が良くなるという大きなメリットがあります。
それ以外にも実際に使っていて感じたメリットをご紹介します。
収納物が変えられる
棚の高さが変更できるので収納物が変更できます。
棚の設置時にある程度、置くものを想定しますが、実際に使ってみると使いづらいということはあり得ます。
収納物が変更できるのは、棚の高さが調整できる大きなメリットです。
生活スタイルの変化に対応
子育て世代、家族人数の変化など生活スタイルの変化に対応がしやすくなります。
生活スタイルが変わると、パントリーに置くものや量も変わります。生活スタイルの変化によって使いやすいように変更ができると使い勝手が良くなります。
子供の成長に合わせて高さを変えれる
我が家は子供&大人の手が届くゴールデンゾーンに朝食用の食パンや菓子パンを置いています。
大人がよく使うもの、子供がよく使うものそれぞれを使い勝手の良い高さに変更できます。
子育て世代には嬉しいメリットですよね。
しっかり物が置ける(耐荷重・仕様次第)
可動棚って、耐荷重があまりないと思い込んでいました。
しかし、我が家に取り付けてもらった可動棚は耐荷重がしっかりあります。10キロくらいのものを置いても全く問題ないです。(耐荷重は何キロか忘れちゃいました…)
棚板が2センチあり、また棚受けもしっかりとしたものを使っているためだと思います。
可動棚でもしっかりと物が置けるので、固定棚と同じように自由な使い方(置くものが縛られない)ができます。
他の可動棚に使いまわしできる
他の部屋の可動棚も同じサイズにしておけば、使わない棚を他の場所で活用できます。
意外と棚が足らない・余るということもあるので便利です。
ぜひ可動棚を設置するときは、同じサイズの棚を設置するようにしてみて下さい。
可動棚のデメリット
続いて、可動棚にすることで生まれるデメリットをご紹介します。
ぜひデメリットもご理解いただいたうえでご検討いただきたいと思いますので、使う事を想像しながら読んでみて下さい。
高価になる
まず、大きな差は金額面です。
DIYでするのか、ハウスメーカー・工務店に頼むのか、棚は化粧板にするのか等々…様々な条件でも金額が変わってきます。
我が家は可動棚をパントリー含め3部屋に設置しましたが、数万円程度は金額がアップしました。
家づくり・リフォームでどこを重視するのか?それをご家庭で検討していただくのが良いのかなと思います。
高さを変えるのは面倒
我が家は、新築時に工務店にお願いして可動棚を設置してもらいました。
実際に使ってみて思ったのは「高さを変えるのが面倒」ということです。
ちなみに我が家の1枚当たりの棚のサイズは、幅約80㎝×奥行40㎝×高さ2㎝です。
もし頻繁に棚の高さを変えるのであれば、棚板を小さくしたほうが高さ調整がしやすいかもしれません。(そうでなければ、大きい棚の方がしっかりと物が置けるのでおすすめです)
DIYの場合は要注意
可動棚は部材をご自身で調達することもできるためDIYでも作れます。DIYなら工賃がかからないので多少金額を抑えて設置ができます。
ただDIYで可動棚を作るときは、耐荷重などをしっかりと考えながら設置してください。
棚受けも種類がいくつかあります。棚板を横で固定するものと奥で固定するものがあり、耐荷重なども変わってきます。
リンク
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どこに使うのか、耐荷重はどれくらいが良いのかを考えて選んでくださいね。キッチンパントリーであれば上記商品の後者の方が耐荷重があるためおすすめです。(我が家もこのタイプです)
我が家のパントリー活用術
我が家のパントリー活用術(そんな大したものではありませんが)をご紹介します。
我が家は2畳サイズで可動棚のパントリーを設置しました。棚板は左右各4段ずつです。
基本的には食料品を置くスペースとして活用していますが、その他もいろいろ置いています。
掃除道具(長いほうきやちりとり)などを左側にフックに掛けて収納しています。(←これすぐく便利なのでぜひ試してみて下さい)
調味料や乾物、麺類などの食料品は右側だけでも十分収まっています。
基本的に、重たい物は一番下に、あまり使わないものは上段に置くと使い勝手が良いのでお勧めです。
毎日使うものは、目線高さの場所(ゴールデンゾーン)に置くと使いやすいですよ。
最後に
今回は、可動棚のメリットとデメリットをご紹介しました。
棚の高さを調整できるというメリット以外にも様々なメリットがあります。また、デメリットもあるので、固定棚にするか可動棚にするかよくご検討ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆