メダカの卵の管理方法・準備するもの・管理条件

メダカ

昨今のメダカブームでメダカ飼育に挑戦してみる方は多くいらっしゃると思います。育てたメダカが卵を産み、孵化してまた成長が観察できるという点は人気理由の1つだと思います。

メダカは初心者でも簡単に育てられる!とよく聞きますが、実際はある程度知識・経験がないと難しく感じる点も多々あります。

今回は、その中でも最初につまずく人が多いであろう「メダカの卵管理方法」についてご紹介します。

卵の管理方法を教えて欲しいと言われることも多々あるので、今回は我が家で実践している方法をご紹介します!

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準備するもの

まずは準備するものをご紹介します。

☑卵を入れる容器(タッパ等)
☑メチレンブルー水溶液
☑水道水
☑孵化してから入れる水槽・飼育容器
☑カルキ抜き

卵を入れる容器はタッパなどでOKです。暑い時期は、温度で水が痛みやすいので1ℓ程度入る容器の方が安心です。

また、卵を管理するときにメチレンブルー水溶液を入れるか入れないかだと…そこそこ孵化率が変わってきます。可能であれば、メチレンブルー水溶液を薄めた水に卵を入れて管理してください。

また、意外と忘れがちですが孵化してから針子(メダカの赤ちゃん)を入れる容器も事前に準備しておいてください。

▼最初は初心者向けのすべてセットになっているものを使用したほうが安心です。

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管理条件

メダカの卵を管理するときの条件をご紹介します。絶対にこれにピッタリと合わなくても大丈夫ですが、可能であれば近づけてあげると孵化率も良くなると思います。

☑日照時間13時間以上
☑室温25℃前後
☑きれいな水(カルキ抜き不要)

まず日照時間ですが、昼間に会社勤めの方などは、在宅時間に照明をつけていれば大丈夫です。我が家でも日中に照明をつけっぱなしなどにはしていませんが問題なく孵化しています。また、専用の照明をわざわざ準備しなくてもリビングなどのLEDで十分です。

ただ、日照時間が短いとあまり良くないので1日中、真っ暗な部屋・照明の当たらない場所等に置かないように注意してください。

室温は、メダカが自然に卵を産む時期であればほぼ問題ありません。春・秋は室温が低くなりがちなので孵化までに時間がかかり途中で卵がダメになることがあります。また、夏は暑すぎて水が痛むことがあるので、室温が高い場合は多めの水量を確保してあげるとより安心です。

あと、何より大切なのは「きれいな水」です。日照時間・温度は、メダカの産卵時期には揃いやすいため、あまり心配はいりません。しかし、水が痛んでしまうと卵は一気にダメになってしまいます!

「きれいな水」をキープするように心がけてください。

メダカが孵化するまでは、カルキ抜きは基本的には不要です。孵化直前になったらカルキを抜いてあげたほうが良いですが、カルキを抜くと水が痛みやすいので、要注意です。

最初の1匹が孵化してからカルキ抜きをしても大丈夫だと思います。我が家はカルキ抜きをせずにすべて孵化していますが、特に問題ありません。(ただ孵化したら出来るだけ早く水槽へ移動してください。)

管理方法

卵の管理方法をご紹介します。毎日以下の内容を行ってください。

➀タッパ等にメチレンブルー水溶液を1滴程度入れて水道水で薄めます。色は水色でOKです。
②古い水は捨ててください。多少残っていても問題ありません!
②➀にメダカの卵を入れます。できるだけそっと入れてください。傷つくとダメになってしまう可能性があります。
④リビングなどに置く。窓際は天候によって温度に差があるので、太陽光が当たらず、部屋の照明が当たるような場所においてください。

我が家では、メチレン水溶液は↓これぐらいの濃さにしています。

毎日の管理は、基本的にきれいな水をキープしてあげることがメインです。

ただ1つ気をつけなければいけないことがあります。それは「卵を傷つけない」ことです。

特に孵化が近づくと卵が柔らかくなり、傷つきやすくなります。発眼を確認してからは傷つけないように気を付けて、毎日水交換をしてあげてください。手やスポイトなども卵を傷つけてしまう可能性があるので使用しないほうが無難です。

私は、水道水を勢いよく入れて卵をダメにしてしまったこともあります…。皆様はお気を付けください!

孵化したら

孵化したら、後は水槽へ移してあげてください。

もし他に既にメダカを飼育しているなら、その水槽から飼育水を多少とって混ぜてあげると水質が安定しやすいです。飼育水が無い場合は、カルキ抜きをした水に入れてあげてください。

▼関連記事
【ヘルメット状態】メダカの卵からしっぽだけが出ている!原因・対処方法をご紹介

最後に

今回は、我が家で実際に行っているメダカの卵管理方法をご紹介しました。

今まで様々な方法を試してきましたが、今はこの方法で落ち着いているので、この方法がベストかな?と感じています。

メチレンブルー水溶液が無ければ、水道水でも問題ありませんが、孵化率が多少落ちてしまう可能性があります。

皆さんもぜひ、今回ご紹介した方法をお試しください。

他にもメダカ飼育関連の記事を書いていますので良ければご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました☆

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