【孵化率アップ】メダカの卵にベストな容器の条件は?屋外・室内飼育の場合

メダカ

メダカ飼育において「卵の孵化」は多くの方が経験されると思います。

特に初心者で卵を購入して稚魚(針子)から飼育を始めるという方も多いのではないでしょうか。

今回は、メダカの卵管理においてベストな容器・容量をご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。

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メダカの卵の管理方法

メダカの卵を管理する方法は主に以下の通りです。

☑温度管理(25℃前後がベスト)
☑日照時間(13時間程度)
☑水カビ対策(メチレンブルーor水道水)

この条件がそろっていれば、一般的には孵化率はある程度高くなります。

しかし、屋外飼育・室内飼育によって飼育環境が大きく変わります。もちろん上記の条件もできるもの・できないものが出てきます。

以下で屋外・室内飼育それぞれの場合に適している容器条件をご紹介していきます。

ちなみに、卵の管理は人によってそれぞれです。グリーンウォーター(青水)を使い、水替えなしで管理する方もいれば、水道水のみの方、メチレンブルーを用いる方など様々です。どれがベストということはありませんので飼育に慣れてきたらベストな方法を見つけてみて下さい。
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屋外管理の場合

まず屋外飼育の場合に、卵管理においてベストな容器をご紹介します。※各地域や置き場所によって差がありますので、参考程度にお読みください。

大きな容器

屋外でメダカの卵を管理する場合は、出来るだけ大きな容器がおすすめです。

理由はただ1つ。温度変化を極力する無くするためです。

夏は、水温がグングン上がり、40℃を越してしまうこともあります。40℃を越すとあまり良い環境ではありません。

容量が大きく、ある程度の深さがあったほうが急激な温度変化が少なく済みます。

小さな容器を直射日光に当たる場所に置くと、容器内の水はすぐにぬるま湯になってしまいます。しかし、容器が大きく水をたくさん入れていると、少しずつ時間をかけて水温が上がっていきます。

屋外で卵を孵化させる場合は、大きな容器が必要になるので、メチレンブルーを薄めた水を用意し、毎日水替えをするのはかなり大変です。屋外で管理する場合は、容器のサイズを最優先に考えてください。

ただ、底に卵が沈んだままだとカビが発生してダメになる可能性が大いにあります。たまで良いので適度に水流を発生させて卵が動くようにしてあげてください。※強い水流は孵化直前の卵がダメになってしまうため要注意です!

室内管理の場合

室内で卵の管理を行う方が正直おすすめです。どうしてもスペースが無くて無理!という方でなければ、ぜひ室内での管理を行ってみて下さい。

中程度の容器がおすすめ

私はいつも2リットル程度入る容器を使っています。

基本的には毎日水替えを行うので大きすぎると大変です。また、置き場所にも困ってしまいます。しかし、窓際などで日に当てるため、容量が小さいと水温が上がってしまう可能性もあります。

これらの理由からたどり着いたのが2リットル程度の容器サイズです。移動の時にも重すぎないので、女性でも無理なく移動ができます。

わざわざ量って水を入れる必要まではありませんが、2リットルのペットボトル分くらいの水量が入るような容器を選んでみて下さい。

透明容器

室内飼育の場合は、透明容器の方がおすすめです。

窓際などに置くときに、透明容器の方が横からも光を取り込むことができます。また、中身が見やすいので卵の状態が見やすくなります。

卵の状態を把握することはとても重要です。死んでしまった卵などはすぐに取り除いて水質悪化を防ぐようにしてください。

時期によっては、窓ガラス越しの光もかなり強いため、天気・気温を見て置くようにしてください。心配であれば、無理に窓際に置かず、少しの光が入る程度の場所が安心です。

秋に窓際に置いて、一気にたくさんの卵をダメにしてしまったことがあります。温度が上がる可能性があるときは要注意です!!

▼メチレンブルーを使用すると水カビの発生予防につながるため孵化率がかなりアップします!

最後に

今回は、卵管理に置いてベストな容器サイズをご紹介しました。

出来るなら室内で管理&2リットル程度の容器がおすすめです。

小さい容器だと水替えが楽ちんですが、水質悪化も早くなります。人間の目で見ても、少しの水質悪化は分からないので注意が必要です!

卵の孵化は、簡単なようで実は結構大変です!時期によって孵化率も変わってきます。

ぜひできる範囲でベストな管理を行うようにしてみて下さい。

他にもメダカ関連記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました☆

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