お風呂は毎日の疲れを取ってくれる重要な役割を持っています。だからこそお風呂選びで後悔してほしくない!と思い、今回は我が家のお風呂で『おすすめオプション』『無くても良いオプション』『要らないオプション』をそれぞれご紹介します。
新築で家を建てて3年経過しましたが、使ってみたからこそわかる経験者として紹介していきたいと思います。参考にしていただければ幸いです。
あくまでも個人の感想ですので、各ご家庭の生活スタイルを想像しながら読んでいただけると嬉しいです。
ちなみに我が家はTOTOのサザナを家のお風呂に採用しています。メーカーによって名称が違うものもあると思いますが、機能面でご検討ください。
おすすめオプション
まずぜひ付けて欲しいおすすめのオプションをご紹介します。
実際に使ってみて良かったもの、つければ良かったと後悔したものをご紹介します。
節水シャワーヘッド
節水シャワーヘッドは約50%も節水できるのに水圧はしっかりしている優れものです。節水仕様であることをよく忘れてしまうくらいです。
また、我が家は『エアインクリックシャワー』という手元ボタンで吐水・止水ができるシャワーヘッドを選びました。
こまめに水を止めることができるので余計に節水にもなるためおすすめです!
▼『エアインクリックシャワー』のレビュー記事です。
【レビュー】TOTO節水「エアインクリックシャワー」の使い心地・水圧を紹介
スライドバー
シャワーヘッドを置くシャワーハンガーをスライドバーにしました。これはどこでも好きな高さでシャワーの位置を調整できます。
特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では重宝すること間違いなしです。また、浴槽にシャワーの水を入れたくない場合にも一番下げた状態で使えるので個人的に気に入っています。
▼スライドバーの良さをまとめています。
TOTOサザナ「メタル調スライドバー」は必須!メリット&デメリットを紹介
タオル掛け(壁面)
壁面にタオル掛けを設置しましたが、タオル掛けとしては使用していません。しかし、お風呂用スプレー洗剤を掛けたり、ボディスポンジをS字フックに掛けたりと重宝しています。
壁面に収納棚を3段取り付けましたが、シャンプー、リンス、コンディショナー、クレンジング、カミソリなどを置いていると意外と置くスペースがなく…タオル掛けを活用しています。
また、個人的にボディスポンジなどはS字フックなどで掛けて置き、乾かして衛星的にしておきたいと思っています。そういった面でもぜひおすすめです。
深型浴槽
浴槽選びの時に、節水用の浴槽(ラウンド浴槽)と一般的な深型浴槽(クレイドル浴槽)で少しだけ悩みました。でも足を伸ばして入りたいということで深型浴槽を選択。
結果として深型浴槽で良かったと思っています。我が家は子どもが小さいので毎日一緒にお風呂に入ります。その時に節水用の浴槽だと下が一部盛り上がっており(節水のため体積を少なくするような浴槽になっています)、絶対に狭いです。
1人で入ることが多いご家庭は問題ないかもしれませんが、足を伸ばしてリラックスできる浴槽の方がおすすめです。
鏡
我が家はお風呂に全身が映る長方形の鏡を取り付けました。
結果、あって良かったと思っています。掃除が面倒、水垢が気になるなどのデメリットはありますが、お出かけ前の服を見たり、姿見としても活用できるためメリットの方が多いと思います。
▼お風呂の鏡についてまとめています。
【経験談】お風呂に鏡はいらない?鏡があるメリット&デメリット
スライドドア
引っ越し前のアパートではお風呂扉が折れ戸でした。折れ戸は汚れやすくて掃除がしにくかったので大変だったんです。
そこで新築ではスライドドアを採用しました。後から子供がお風呂に入ってきても、折れ戸のように扉が体にぶつかることもないので使い勝手が良いです。
ノコリ~ユECO
これはお風呂の残り湯を洗濯機に利用できるものです。いつも通りの洗濯機のスイッチ操作で使え、ホースのセットなどは不要です。
新築で費用を削るところは削ろうということでやめてしまったのですが、あったら便利だったなぁ…と後悔しています。
ホースが邪魔になる&ほこりなどが溜まるので結構面倒です!
残り湯を洗濯に使用しないという方は不要ですが、残り湯を使うという方は日々の手間を考えれば付けたほうが絶対に楽です。
断熱材パック・魔法びん浴槽
お風呂を丸ごと断熱する『断熱材パック』と『魔法びん浴槽』を我が家は付けました。つけてない場合と比較はできませんが…冬でも明らかにお湯が冷めにくいです。
ちなみに『断熱材パック』の施工時の工事をたまたま見たのですが、発泡スチロールで全体を囲っているような感じでした(簡単な表現で表すと…ですが)
え…?こんな感じ?と正直思いましたが、あると無いとでは大きく違うようです。(工務店の方もおっしゃっていました!)
追い焚き加工
追い炊き加工はあったほうが絶対に良いと思います。特に冬場はお風呂に入っている1時間でもお湯が冷めてしまいます。その時に自動でお湯を温めてくれる(実際には熱いお湯と交換)のでとても快適です。
ただし、暑いお湯が出てくるので小さいお子さんがいらっしゃるご家庭ではやけどしないように注意してあげてください。
換気扇用タイマー
換気扇は毎日回さないと、カビが生えて不衛生になります。でも、換気扇ってつけたら消さないといけません…。これ結構忘れてしまいがちじゃないですか?
タイマーがあるとセットした時間で自動に切れるので楽です!
ちなみに我が家はいつも4時間でセットをしていますが、翌朝みてみるとよく乾いています。
これは本当につけて良かったオプションです!
無くても良いオプション
続いて、無くても良かった・つけなくても問題なかったと思うオプションをご紹介します。
生活スタイルによって必要・不要が分かれるものが多いと思います。
ランドリーパイプ
洗濯物を乾かすために『ランドリーパイプ』を設置しようと思っていました。でも換気扇では洗濯物はほぼ乾きません。(お風呂とほぼ同じ大きさの部屋で換気扇を1日つけて試してみました)
特にお風呂は湿気が多いので、お風呂が乾いてから洗濯物も乾くのはほぼ難しいと思います。
洗濯物を乾かすという目的の場合、ランドリーパイプは浴室乾燥機とセットでないと意味がないと思います。
▼リビングにホスクリーンを取り付けて干すと超乾きます!
昇降式ホスクリーン(川口技研)が想像以上に優秀!我が家の口コミ&メリットを紹介
浴室テレビ
浴室テレビをつけるとオプション料金がなかなか高く…諦めました。
ただ、結果として浴室テレビはなくても問題なかったと思います。もちろんあればあったで便利ですが、どうしても見たい番組があれば録画をすれば済みますし、長風呂になるためやめても良いように思います。
インテリアバー(浴室横手すり)
我が家はお風呂の浴槽上(壁面)にインテリアバーをつけました。足もとがすべったら危ないと思い、取り付けましたが今のところ使うことは全くありません。
ただ、年配の方や三世帯家族はあったほうが安心かもしれません。
我が家も今は使うことがありませんが、今後数十年後に使うようになる可能性もあるかもしれません。
▼お風呂の窓についてまとめた記事です。
【経験談】お風呂に窓はいらない?窓があるメリット&デメリット
要らないオプション
最後に、私が必要なかった・つけなくて良かったと感じているものをご紹介します。
年代や家族構成によって差があると思いますので、各ご家庭の生活を想像しながらご覧ください。
浴室乾燥機
浴室乾燥機は洗濯物を乾かすために設置するご家庭が多いですが…電気代がとてもかかります。1か月で数千円かかったという話もよく聞きます。
電気代がかかってでも洗濯物を乾かしたいという方は設置しても良いと思いますが、お風呂は干せるスペースも限られているため、コインランドリーで乾かした方がいいのでは…と思ってしまいます。
カウンター
カウンターが不要だと思う理由は、掃除が大変なためです。汚れやすく、掃除をしてもなかなかキレイになりません。(↓矢印がカウンターです)
掃除が大変な割には使う用途があまりありません。我が家は洗う時にシャンプー・ボディソープを置くぐらいです。
ちなみにこのカウンターは座ることができなかったはず…です。なのであまり使い道が無いように思います。
何となくあったほうが良いと思ってカウンターをつけましたが…必要かどうかよく考えて選ぶことをおすすめします。
カウンター下収納棚
カウンター下の死角部分に掃除道具などをを収納するために取る付ける収納棚ですが、まぁ要らないかな~と思って付けませんでした。結果、つけなくて良かったと思います。
上記でカウンターが不要という話をしましたが、カウンター下などは特に掃除がしにくく放置しがちになります。なので『カウンター下収納棚』を取り付けていたら絶対に掃除が面倒だったと思います。
掃除道具を収納するために『カウンター下収納棚』を取り付けるなら『タオル掛け』を付ける事をおすすめします。
洗面所暖房機
入浴時の温度変化が体に良くないという話をテレビで聞いたことがあると思います。それを予防するために「暖房」「涼風」「ドライヤー」の機能を果たしてくれるのが『洗面所暖房機』です。
ただこれもなかなかオプション料金が高く、必要ないと思い付けませんでした。今のところ特に問題ありません。また事前に付けて脱衣所が温まるのを待ってからお風呂に入る…というのは面倒だなと思います。
もし年配の方の入浴時に温度変化が心配、脱衣所が寒いのは嫌という方は取り付けても良いかもしれません。
↓コスト面を考えても、冬の時期だけコンパクトな電気ストーブを置いたほうが良いと思います。
最後に
いかがでしたか?今回はお風呂選びの参考になればと思い総集編の記事を書いてみました。特に「必要だと思っていても意外と使わなかった」また、「やめたけど付ければ良かった…」と思うものなども併せて紹介しましたので、同じような思いをしないように参考にしていただけると幸いです。
他にも家づくり記事を書いていますので良ければぜひご覧ください。
ぜひ後悔のない家づくりを頑張ってください!最後までご覧いただきありがとうございました☆