メダカの日照時間不足を解消する方法

メダカ

メダカの繁殖・産卵、卵の孵化、成長などにおいて重要な「日照時間」ですが、季節や天候によってかなり差が出てきます。

ある程度大きくなったメダカであれば、多少の日照時間不足は大丈夫ですが、メダカの繁殖や卵の孵化においてはそうも言っていられません。

今回は、自宅で簡単にできる「日照時間不足を解決する方法」をご紹介します。

スポンサーリンク

日照時間は超重要

メダカは太陽の光が大好きです。光や紫外線に当たることで健康・丈夫に育ちます。

メダカにとって光が必要というのを知らずに日陰で育ててしまい、死んでしまったことがあります。皆さんは気を付けてくださいね!

メダカは屋外飼育でも育てやすい生き物なので、屋外飼育という選択肢もできるのが飼育しやすいポイントの1つです。しかし、季節や天候に左右されやすいため室内飼育を選ぶ方も多くいらっしゃいます。

その場合は、ある程度明るい窓際などで飼育するようにしてください。そして可能であれば、天気のいい日などは、より多くの光が当たるようにしてあげると元気に成長してくれます。

スポンサーリンク

理想の日照時間

成魚になったメダカは、ある程度明るい窓際などで飼育するようにしてください。

もちろん、屋外などでたくさん日の光を浴びれる環境が理想ですが、室内の窓際でも十分です。

しかし、産卵時期や孵化においては、日照時間がかなり大きく影響してきます!

産卵時期

メダカは日照時間が13時間程度&水温20℃以上になると産卵を始めます。なので、産卵をさせたい場合は、日照時間と水温の管理が大きなポイントになってきます。

メダカに産卵させたい場合は日照時間を13時間以上に保つのが理想です。

孵化

一方、卵の孵化においても理想の日照時間があります。

産卵の条件と同じ、日照時間が13時間程度&水温20℃以上です。

メダカが産卵を始めるのは、卵が成長しやすい環境が整った証拠です。なので、卵が孵化するまでの間も同じ環境下で管理するように気を付けてください。

自宅でできる対策

ご自宅で簡単にできる日照時間不足の解消方法をご紹介します。

注意点も一緒にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

窓際に置く

一番簡単なのは、窓際に水槽を置いて飼育する方法です。

カーテンレース越しでも、かなり光が入るのでぜひ試してみて下さい。玄関などは、日当たりも悪いことが多いため、メダカのためにはおすすめできません。

窓際に置く際は、方角も念頭に置いてみて下さい。南向きの方がより長い時間、日の光が入ります。一方、北向きは日当たりが悪くなりがちです。

ライト

雨や曇りの日は、日照時間が短くなります。そのような時は、夜間にライトをつけるのもおすすめです。

もちろん太陽の光が理想ですが、太陽の光は天候に大きく左右されるため思うようにいきません。その場合は、LEDなどで明るくしてあげてください。

メダカを複数の水槽で飼育している場合は、全ての水槽に光が当たるように工夫する必要があります。複数のライトを準備するか、水槽の並びを工夫するなどして対策をしてください。
▼我が家ではこのライトを使用しています。1つでもしっかりと明るくなるので、メダカ飼育で活用している方も多くいますよ!

リビングに置く

リビングは、夜間人がいることが多いので、必然的に電気がついていることが多いです。

そのため、リビングに水槽を置くだけで、日中の日照時間不足が解消できます。

メダカの卵は小さい容器に入れて、夜間はリビングに置くようにしています。

ただし、リビングはエアコンの稼働によって空気が乾燥しやすくなります。また、冬は暖房をつけているときと消したときの温度差が激しいため、メダカにとっては負担が大きくなります。季節によっては、リビングを避けたほうが良い場合もあります。

外で飼育

メダカの産卵時期(4~9月頃)は、理想の気温・日照時間が揃いやすい時期です。

夏場などは対策が必要ですが、屋外で飼育するのが一番手がかかりません。

また、普段は室内で飼育している場合も、天気のいい日だけは日中の間だけ外に出してみるのも方法の1つです。

それなら窓際に置くだけで良いんじゃない?と思う方もいると思います。しかし、窓際と外とではかなり日の入り方が違います。

特に、日照時間が短くなる秋ごろは、日中外に出して日を当ててあげるのがおすすめです。

最後に

メダカ飼育の初心者という方は、より基本に忠実に育てるのがベストです。

そこまでシビアに考えなくても大丈夫ですが、できる範囲で理想の環境に近づけてあげてください。

メダカ育成の記事をたくさん書いていますので、ぜひ他の記事もご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました☆

タイトルとURLをコピーしました