妊娠中ってトラブルがつきものですよね。
その中でも私もとても困った「陰部のかゆみ」
その対処方法や、やってはいけないことをご紹介します。
その“かゆみ”カンジダ膣炎かも!?
カンジダ膣炎って一度は聞いたことがあると思います。
でも自分とは関係のないもの。私もそう思っていました…妊娠するまでは…。
妊娠中は膣内の環境が変わるため、カンジダになる可能性が高くなるらしいです。
実際に私も、1回の妊娠中に2回もなりました。1度治って…数か月後にまた…。
本当にかゆいし、少しでも掻くと、痛くなってヒリヒリ。結構なストレスでした!
カンジダ膣炎って何?
カンジダ膣炎はカンジダ真菌が増殖することによって起こる膣の炎症です。
カンジダ真菌は、本来人間の皮膚や口に存在している常在菌ですが、体調不良などによって菌が増え、炎症が起こることがあります。
つまり、ふとした体調不良などで誰でもカンジダになる可能性はあるんです!(決して恥ずかしいことではありません!!!)
私自身が経験するまで、カンジダが自分とは関係ないもの・なるはずがないと思っていました。でも妊娠中は免疫が下がっているため誰でもなる可能性があります!
カンジダの症状
- 外陰部のかゆみやひりひりとした痛み
- 外陰部の赤みや腫れ
- カッテージチーズや酒かす状で、ぽろぽろとしている
- おりものの量が増える
- 赤くかぶれる
- 熱を持つ
- ドロリとしたヨーグルト状
- チーズのようなにおいがする
これらの症状が出たら、カンジダ膣炎の可能性があります。
これらすべてが満たされたら「カンジダ」というわけではなく、この中の1つ、2つだけ該当という場合もあります。
私も、おりものがふえる&かゆくなるというのが最初の症状でした。
そして、かゆくて掻くと…赤くかぶれて、ヒリヒリという症状でした。
対処方法
まず、清潔に保つ事が大切です。
私は、ノンアルコールのウェットティッシュで朝と夕方、陰部をよく拭いていました。仕事中は拭けないので…。
おりものがたまったままになると、菌が増える原因になります。これだけでもだいぶ症状の悪化は防げたと思います。
ただ…これだけで完治することは難しいです。
そして、やはり最もおすすめするのは…病院を受診することです!
病院で膣錠を入れてもらい、軟膏も処方されました。個人的には膣錠はあまり効果がよくわかりませんでしたが、軟膏はよく効きました!
軟膏は「抗真菌剤 エンぺシドクリーム1%」です。
やってはいけないこと
清潔にしないと!と思い、最初はお風呂で石鹸を使ってゴシゴシ洗っていました。でも、実は石鹸で陰部を洗うのはダメなんです!!
石鹸を使うと膣内にいる必要な菌まで洗い流してしまうそうです。これを助産師さんに言われてから石鹸で洗わないようにすると、本当に症状が改善しました。
また、妊娠中は市販薬を使わないようにしてください。フェミニーナ軟膏が家に常備されていたので、カンジダ症状があるときに使ったことがあります…。(ダメなので真似品ようにしてください。)
フェミニーナ軟膏の使用上の注意に「本剤はカンジダ症の治療薬ではありません。」とあります。
実際に治りませんでした…
ましてや妊娠中に、何か薬を使う時は必ず主治医の先生に相談してから使用するようにしてくださいね!
最後に
妊娠中にカンジダ膣炎になっても、胎児に悪影響を与えるわけではないようです。
ただ、生まれてくるときに赤ちゃんが産道を通って出てくるため、赤ちゃんにカンジダ真菌がうつってしまう可能性があると主治医の先生に教えていただきました。
そのため、生まれるまでにカンジダ膣炎は治しておく必要があります。
また、私は妊娠中に何度もカンジダ膣炎を繰り返しました。妊婦さんでカンジダを繰り返す方は多いようです。
きちんとそのたびに主治医の先生に相談するようにしてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました☆
↓妊娠に関する記事です。実体験を書いていますので参考までに良ければご覧ください!
↓そして…この記事作成後(出産後)にもカンジダを発症…その時の記事も良ければごらんください☆