ピアスホールは一度、安定してしまえばもう大丈夫!化膿することはない!と思っている方がたくさんいらっしゃると思います。
こちらの希望としては「やっと安定したんだからもう膿まないで!」と思いますが…(笑)
しかし実際は、安定してからも化膿することがあります。これは、開けてから何年も経過しているような場合も同じです。
今回は、ピアスホールが安定後に膿んでしまう原因を経験談をもとにご紹介します。
ピアス安定後に膿む原因
ピアスホールが安定した後に化膿する原因として多いものを以下でご紹介します。
体質によって膿みやすい人・膿みにくい人がいると思います。また、以下の原因が全てではない可能性もあります。
ピアスの付け替え
ピアスの付け替えは、ホール内を傷つけて化膿してしまうことがあります。
特に、違う形状のピアスや慣れない形状のピアスをつける時は、手こずることも多く、ホール内が傷つきやすくなりがちです。
基本的には、ピアスは頻繁に付け替えはしないほうが無難です。また、慣れていると鏡を見ずにピアス交換をしがちですが、鏡でピアスホールを見ながら慎重にピアス交換をすることでホール内が傷つきにくくなります。
金属アレルギー
ピアスを開けて、しばらくしてから化膿し始めて、病院を受診したら「金属アレルギー」だったという話は良く聞きます。
金属アレルギーを疑う時は、プラチナやゴールド(18K、24K)、純チタン、サージカルステンレス、樹脂など、一般的に金属アレルギー対応の材質ピアスをつけてみて下さい。
また、金属アレルギーの可能性があるのであれば病院できちんと調べてもらったほうが安心です。
ピアスを引っ掛けた
ピアスは、どの部位でも引っ掛けやすいものが多いです。
例えば、「シャンプーしているときに耳のピアスに引っ掛けた」「シートベルトでへそピアスを引っ掛けた」など様々あります。
多少、髪や指が引っかかっただけであれば化膿することは少ないと思いますが、思いっきり引っ掛けてしまった場合は、ピアスホール内が傷ついて化膿してしまうことがあります。
いつ何時も、ピアスを気にかけて、できるだけピアスに引っ掛けないように心がけてあげてください。
拡張
ピアスホールが安定したころに「拡張」をする方もいらっしゃると思います。
「拡張」はその名の通り、ピアスホールを拡張して大きな・太いピアスを入れます。なので当たり前ですが、ピアスホールが傷つきます。
拡張したあとは、安定するまでの期間、お風呂で清潔に洗うように気を付けてくださいね。
▼関連記事
☑ピアス拡張方法と気をつける事
☑ピアスを拡張する人の心理
久々にピアスをつけた
ずっと外していたピアスホールに久々にピアスをつけると化膿することがあります。
ピアスを外していると、ピアスホールが少しずつ小さくなってきます。その小さくなったホールにピアスを入れるので、痛みがあったり、ホール内が傷ついて化膿の原因になってしまうことが多くあります。
無理やりピアスを入れるのは危険なので、できれば細いピアスから試してみて下さい。
体調を崩している
ずっとピアスをつけっぱなしなのに、急に化膿し始めた!という方は、もしかしたら体調を崩しているのかもしれません。
私も風邪をひいたときや熱が出たときは、化膿することが何度かありました。
この場合は、できるだけ安静にして早く体調を整えるのがベストです。また、かゆみが出たり、化膿し始めた場合は、ピアスホールを清潔にするように気を付けてください。
疲れが溜まっている
私の場合、学生時代によく化膿していた時の主な原因は「疲れ」でした。
大学生の時に、長期休暇の度に約1日かけて地元に帰省していたのですが…大きなキャリーバックを抱えて、飛行機やバス、電車に乗っていたので、実家に着くころには疲れがかなり蓄積していました。
そして帰省から数日後は、ピアスホールが化膿することが多くありました。※少ししたら治っていました。
体調を崩すと自分でもわかりますが、疲れは自覚がないことが多いです。
普段問題のないピアスホールが急に化膿するのは、体からのサインかもしれません。疲れが溜まっているなら、疲労回復に努めるようにしてくださいね。
化膿したときの対処方法
ピアスホールが化膿したときの対処方法をいくつかご紹介します。
化膿をそのまま放置するのは、さらに大きなトラブルにつながる可能性もあるので、きちんと対処をするようにしてください!
原因を取り除く
「金属アレルギーで化膿しているなら、金属アレルギー対応のピアスをつける」「体調を崩しているなら、体調を整える」など、ご自身でできるものであれば、原因そのものを取り除くようにしてください。
原因に対して対策しなければ、良くならない場合が多いです。
原因がはっきりしていなくても、上記の原因に当てはまるものがあればできる範囲で対処をしてください。
※拡張など、対処のしようがないものは次の方法をお試しください※
お風呂で清潔に洗う
原因をできる範囲で取り除いたら、次はピアスホールを清潔にするように心がけてください。
お風呂で行える簡単なケア方法をご紹介します。
痛みがなくなれば、②と③の間に「ピアスを前後に動かしてホール内も洗う」を足してください。
↓私はよくミューズの固形石鹸を使用していました。
抗生物質入りの軟膏
化膿しているときは、抗生物質入りの軟膏を使用すると症状が良くなることがほとんどです。
薬は用法用量をきちんと守れば安全に使用できるので、ぜひ利用してください。
ホットソーク
ホットソークを1日1回、1週間程度試してみるのもおすすめです。
方法は次の通りです。
ピアスをつけたままだと錆びてしまう可能性があるので、外せる場合は外して行ってください。
最後に
今回は、安定後にピアスホールが膿んでしまう原因とその対処方法をご紹介しました。
ピアスホールが膿む原因は様々あります。安定したからといって無理は禁物です。
他にもピアス関連記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
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