高校生の時に、企業見学をする機会は様々あります。学校の授業の一環として参加することがあれば、応募前の見学として個別に参加することもあります。
企業見学の時に気をつけたいのが「質問」です。質問の内容で印象がかなり変わりますし、顔を覚えてもらえることもあります。
今回は、高校生の企業見学で質問してほしいこと・質問しないほうが良いことをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
質問すること
企業見学の時に、ぜひ質問してほしいことをご紹介します。
基本的には、興味を持ったこと・知りたい事を質問すればOKです。そのためにも、興味を持って企業見学に参加するようにしてください。
応募を検討している企業なら、応募書類に書けそうなことを質問すると尚良いです。
興味を持ったこと
興味を持ったことを質問するのが一番良いです。興味を持って質問してくれている学生は、企業側もわかります。質問の数は重要ではありません。知りたいと思ったことはどんどん質問してください。
一例を以下に挙げます。
専門的なこと
学校で習ったことや、企業の業種に関することなど、専門的な事を質問するのもOKです。
ただ、これも興味を持ったことを質問するようにしてください。形式的な質問はあまり意味がありません。
当たり障りのないこと(よくある質問)
気になる企業だけど、緊張して質問が考えられない!でもアピールはしたい!という場合は、形式的な質問をしてみて下さい。
アピールという意味では、効果は薄いかもしれませんが、全く質問がないよりは断然良いです。事前にいくつか考えて参加するといいかもしれません。
質問しないほうが良いこと
一方、あまり質問しないほうが良いことをご紹介します。
もしどうしても聞きたい場合は、事前に学校の先生に確認してみると良いかもしれません。
年収
たまに「年収を教えてください」という質問があります。…もちろん、答えません。
もし本当に年収が知りたいのなら、求人票を確認するようにしてください。
企業側からは、「年収」しか興味がないなら他の企業でも良いんじゃない?と思われてしまう可能性もあります。要注意の質問です。
離職率
離職率は気になる方も多いと思いますが、答えづらい企業もあります。(離職率が高い企業ほど答えづらいと思います。)
もしどうしても聞きたければ、「同じ高校から入社した先輩社員はいますか?」「高卒で入社して活躍している先輩はいますか?」などと遠回しに聞いてみて下さい。
求人票には過去3年間の入社人数・離職人数が記載されているので、直接聞かずにその欄を確認したほうが安全です。
その他
根掘り葉掘り聞きたい方もいると思いますが、失礼な質問はしないほうが良いです。
もしどうしても気になることがあれば、その場で直接聞かずに、高校の先生伝いに聞いてもらうという方法もあります。
質問内容によっては、良くない(悪い)印象がついてしまう可能性もゼロではありません。
質問よりも大切な事
質問をすることでアピールができます。しかし、質問よりももっと大切だと思うことがあります。
参加する姿勢
企業見学に参加する際の姿勢は重要です。
興味を持って聞いている学生は、企業側もわかります。ぜひ質問だけではなく、前向きな姿勢で企業見学に参加するようにしてください。
これだけでも企業側から良い印象を持たれるかもしれません。
聞くより見るべきこと
「社風」「社員同士の仲の良さ」などは、いくら質問をしても実際は分かりません。
会社の雰囲気は、企業見学で直接見るようにしてください。※気にしてみないと分かりづらいと思います。
以下のようなものでも多少の雰囲気がわかります。
仕事内容も重要ですが、対人関係もそれと同等もしくはそれ以上に重要です。ぜひ企業見学でしっかりとみるようにしてください。
最後に
今回は、高校生が企業見学の際に取り組んで欲しいこと、質問内容についてご紹介しました。
最初はあまり興味がなかったけど、企業見学をして興味を持つことなどもあります。ぜひいろんな企業をみて、多くの業種・職種を見てみて下さいね。
最後までご覧いただきありがとうございました☆