我が家は新築時にTOTOのサザナを選びました。その時に、シャワーヘッドや浴槽などたくさんの種類から選んで希望のお風呂を作ったのですが、その中でも優秀だった「メタル調スライドバー」について今回はご紹介します。
数年間使ってみて分かったメリットとデメリットをご紹介したいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
メタル調スライドバーとは?
お風呂にシャワーを固定する(かける)ためのフックがありますよね?あれがスライドできるバーになったものが今回紹介する「スライドバー」です。
引っ越す前のアパートでは一般的なフックが固定してあるものをずっと使用していました。
それで特に不満はなかったのですが、お風呂選びの時に”好きなところで固定ができる”スライドバーを選びました。
なんとなく便利そう♪
そんなテンションで選びました。特にこだわりもなく…
そして実際に使う事、丸3年経過。振り返ってみると…超便利だったんです。
↓クリアになっているところを回転させて位置を変更、好きな場所でクリア部分をまた回転させて固定ができます。
メリット
まずはメリットをご紹介します。
ご家庭に当てはまるものが1つでもあれば、きっと導入するメリットがあると思いますのでぜひご検討ください!
浴槽に水が入らない
私は浴槽にお湯をためているときに、シャワーの水が浴槽に入るのが嫌なんです。
個人的に気になるので、シャワーの水が浴槽に入らないように、いつもしゃがんで髪や体を洗うのですが、この時にスライドの一番下に移動するとちょうど良い高さなんです!
もし固定のシャワーフックだったら、シャワーを高い位置に固定したまま使うか、シャワーヘッドを床に置いて使うという少し不便な使い方になってしまいます。
身長に合わせて使える
シャワーの位置を好きな場所で固定できるので、家族みんなの身長に合わせて使うことができます。
特に冬は、シャワーだけで済ます日はシャワーだけだと寒すぎるんです…。もし我が家で主人の身長に合わせたシャワーフックだった場合は、少し身長差があり私の方が低いので、お湯の温度をあげたり、長時間シャワーを浴びないと体がなかなか温まりません。
スライドバータイプだと自分の身長に合わせてセットができるので快適にお風呂タイムを過ごすことができます。
子育て世代に嬉しい
スライドバーのシャワーフックの場合、特にメリットがあるのは子育て世代だと思います。子供はどんどん成長して身長も高くなります。そんな時に成長に合わせて使えるのがこのスライドバータイプのシャワーフックなんです。
また、子供自身も操作方法(回転して高さを変える)を教えてあげるとすぐ理解するので比較的使いやすいのではないかと思います。
デメリット
メリットはたくさんありますが、一方で多少のデメリットもつきものです。
個人的にデメリットだと思う点をご紹介します。
両手での固定が面倒
右手はシャワーヘッド、左手はフック(クリア部分)をもって上下の調整をしなければいけません。片手でフックを回転させて緩めると、シャワーヘッドの重みで下までスライドして落ちてしまいます。(床に落ちるわけではありませんが、ガンってなるのでよくないかな…と)
女性の場合は片手では少し重く感じると思います。
自分がシャワーを浴びる時には大して気になりませんが、子供も一緒の時などは高さを都度変更するため正直少し面倒に感じてしまいます。
掃除箇所が多くなる
当たり前ではあるのですが、スライドバー部分も掃除しなければ水垢がついて汚れてしまいます。
固定式のシャワーフックは、フックのみの掃除で良いので掃除は楽に済むと思います。
メタル調なので水垢が結構気になります…。
ただ毎日ある程度掃除をしていれば汚れが大して汚れることはありません。
子供の力では固定&緩めるのが固い
大人が固定した場合、子供の力では緩めるのが固そうです。
また、クリアな固定部分も大人が回しやすい適度な大きさにしてあるので子供からすると大きくて回しにくいのかもしれません。
子供をシャワーに入れるときは固定せずに使うこともしばしばです。
これは一時的なデメリットかもしれませんが、子供が小学生になるくらいまでは子どもにとっては使いにくいかもしれません。
最後に
今回は、TOTOサザナの「メタル調スライドバー」をご紹介しましたが、LIXIL(リクシル)やPanasonic(パナソニック)でも同じような商品があるので、参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました☆