「生茶」VS「エビオス錠」より多くゾウリムシの培養ができるのはどっち?

メダカ

ゾウリムシの培養方法は様々ありますが、その中でも容易に培養ができる「生茶」や「エビオス」を利用している方は多いと思います。

それぞれメリットとデメリットがありますが、失敗が少ないため2つともおすすめの方法です。

今回は、「生茶」と「エビオス錠」のどちらがより多く培養ができるのか比較実験を行ってみました。

これからゾウリムシの培養を行ってみようと考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

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実験条件

それでは早速、実験の条件をご紹介していきます。

➀ペットボトルを2本準備します。 
 ペットボトル内はキッチンハイターできれいに消毒します。

②それぞれのペットボトルに赤線までカルキ抜きした水を入れます。
 (1本は約半分、もう1本は9割ほど)

③半分水を入れたペットボトルにキリン・生茶を入れます。
もう一方のペットボトルと同量まで入れます。

④水のみ入っているペットボトルにエビオス錠を1錠入れます。

⑤それぞれのペットボトルにゾウリムシを10mlずつ入れます。

⑥室内の日陰でペットボトルのキャップを開けた状態で保管し、(キャップを締めて)1日1回振ります。

方法はたったこれだけです。ゾウリムシの培養は、簡単ですが、しっかりと増えてくれるので、初心者にもおすすめです。

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結果(5日経過)

それでは、5日経過した状態をご紹介します。

↓生茶で培養したものにライトを当てた状態です。

↓エビオス錠で培養したものにライトを当てた状態です。

水中の白い小さな粒がゾウリムシです。数えきれないほど大量に増えてくれています。

結果は…生茶の方が多く培養できました!

写真では分かりづらいですが、ゾウリムシの数は生茶の方が多くなっていました。特に、ペットボトルの上から下までライトを当てたときに、生茶は下の方までたくさん増えていました。(エビオス錠のペットボトルは、上が多く、下は少なめでした)

ペットボトル内のゾウリムシの総数は、圧倒的に生茶の方が多かったです!※今回の実験の場合

おすすめの方法

生茶の方がゾウリムシの培養に良いなら、生茶を利用したら良いんだ!と思いますよね。

ただ、何事にもメリットとデメリットがあります。

生茶は、増えやすくて水質悪化も防げる一方、コスパがエビオスよりも悪くなります。

エビオス錠は、安く培養ができる一方、臭いや水質悪化の原因になりやすいと言われています。

我が家は、水質悪化防止&培養が楽ちんという点から生茶をメインで利用しています。我が家のおすすめは「生茶」です!

コスパで選ぶか、管理のしやすさで選ぶか等、実際に使ってみて好みの培養方法を見つけてみて下さい。ただ、初めて培養する場合は、生茶の方がおすすめです。

▼生茶のメリット&デメリットを詳しく紹介している記事です。
ゾウリムシ培養に生茶がおすすめ!メリットとデメリットをご紹介

最後に

今回は、ゾウリムシの培養方法としてトップ2の「生茶」と「エビオス錠」を比較してみました。

エビオス錠の方が多く増えると予想していたので、予想外でビックリしました。同じ条件で比べてみることで、私自身も勉強になりました!今後も様々な比較実験等を行っていきたいと思います。

他にもメダカ飼育の関連記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました☆

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