ある日、子供とお風呂に入っていると首に茶色くくすんだものがついていました。垢(あか)が溜まっていたんです!
きっと同じ経験をされたパパ・ママも多いと思います。
今回は、毎日お風呂に入っているのになぜ垢が溜まるか、垢を発見したらどうしたら良いのか等についてご紹介します。
特に年ごろのお子さんがいらっしゃるご家庭は、友達にいじられるとかわいそうなので、意識をしてみてあげると良いかなと思います。
垢は新陳代謝が活発な証
そもそも垢って何なのかをご説明します。
垢=古い角質+皮膚の分泌物
垢は決して悪いものではなく、単に古い角質が剥がれ落ちているものです。そしてそれがある程度たまると皮膚が黒っぽくなり、こすると消しゴムの消しカスのように垢がポロポロと取れるようになります。
大人の方も、パッと見ただけでは見えなくてもお風呂で擦ってみると垢が取れます。垢は人間ならみんながついているものです。
特に新陳代謝が活発な子供は皮膚の生まれ変わりも早く、大人に比べて垢が溜まりやすくなります。
目立つ場所はきれいに
垢が悪いものではないと言っても、見えるところに垢が溜まっているのは正直、見ていていいものではありません。
特に年ごろの子供になると見た目や他の人の目も気になるため、パパ・ママがちゃんときれいにしてあげたほうが良いと思います。
我が子を見ていて目立つところは以下の箇所です。
☑胸
☑耳の後ろ
☑くるぶしの内側・外側(凹み部分)
特に首は服を着ていても目立ちやすい箇所なので、意識をしてみてあげてください。
そして垢が溜まっているようであればお風呂の時に指の腹で優しく擦って取ってあげてください。
1度にすべて取ろうとすると子供が痛がったり、皮膚が赤くなることもあります。何日かに分けて少しずつ取ってあげてください。
浴槽に浸かってある程度、体があったまったころにこすってあげると垢がふやけていて取れやすくおすすめです。
ただし、1つ注意点があります。目立たない場所やパッと見ただけでは分からない場所などは無理に垢を取らないでください。
通常、垢は自然と取れていくものです。手や垢すりで擦ると皮膚に負担をかけることになるので十分注意してください。
取れにくい場合の対処方法
お風呂で垢をこすっても取れない時の対処方法をご紹介します。
お子さんが痛がったり、垢がなかなか取れない場合は無理をしないように気を付けてください。
湯船に5分以上浸る
簡単なのは、お風呂でよく温まって、垢をふやかしてから取る方法です。
手で軽く擦るだけで簡単に取れるので、まずはこの方法を試してみて下さい。
ただし、垢が溜まりすぎてうろこ状になっているときはこの方法では難しいかもしれません。その場合はこれからご紹介するベビーオイルを使った方法をお試しください。
バスボムなどを使うと子供も楽しめながらお風呂に浸かることができるのでおすすめです。
たっぷりの泡で優しく洗う
ふわふわに泡立てた泡で優しく洗うだけでも、少しずつ垢は落ちていきます。
皮膚と皮膚の間の溝に垢などの汚れが溜まりやすいので、できれば皮膚の溝を伸ばしながら優しく洗ってあげてください。
もちろん流すときも、皮膚の溝にまでしっかりと流すよう注意してください!
子どもが少し大きくなって自分で体を洗うようになると洗い残しが多くなり、結果として垢も溜まりやすくなります。泡で出でくるボディーソープを使うと子供も使いやすくおすすめです!
ベビーオイル
ベビーオイル(なければオリーブオイル)を垢の場所にたっぷり塗ります。そのまま20~30分程度経過後、コットンなどで擦ってみて下さい。※入浴時以外で行ってください。
特にうろこ状になった垢を何も付けずに剝がすように取ると子供が痛がるので止めた方が良いです。(経験済み)
一度に全部取ろうとせずに、少しずつきれいにするくらいの気持ちで行ってあげてください。
ベビーオイルはへそゴマ(へその黒い汚れ)なども綿棒で取れるので、1本持っておくと重宝します。
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垢を取った後は保湿
忘れずに行ってほしいのが、垢を取った後の保湿です。
古い角質を取っているだけでなく、多少なりとも皮膚をこすっているため肌トラブルの原因になることもあります。
子供の肌は薄く、バリア機能も弱いので、しっかりと保湿をしてあげてください。
最後に
我が家の場合、保育園の年長から小学生にかけて、明らかに垢の量が増えたように思います。
目立つ場所は最低限のケアをしてあげて、それ以外については基本放置で十分だと思います。もし肌トラブルがあるようなら無理に自分で対処せずに、皮膚科を受診してみて下さい。
他にも育児関連記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
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