メダカの卵が孵(かえ)るといよいよ針子のお世話がスタートします。
針子は生まれたばかりで最も弱いため、死んでしまう可能性も高くなります。
「じゃあとにかくきれいに掃除をしてあげればいいんじゃない?」というとそうでもありません。
今回はそんな針子水槽の掃除方法をご紹介します。
基本の掃除方法
まずは基本の掃除方法をご紹介します。
水槽内をきれいに掃除をする必要はなく、最低限の掃除でOKです。
あくまでも可能な範囲で掃除を行ってあげてください。無理して掃除をすると針子を傷つけてしまう可能性もあるため要注意です。
水面の掃除
水面には粉えさが浮いていたり、汚れが溜まってくると油膜が張ってきてしまいます。
水面の掃除はできれば毎日、2~3日に1度行うようにしてください。
我が家で毎日行っている水面の掃除方法は以下の通りです。
たったこれだけで水面がきれいになります。油膜が取れるのはもちろん、食べ残しで浮いている粉えさも取れます。
毎日、各水槽をこの方法で掃除していますが、針子はティッシュに付いてきません。安心して行ってください。※ミジンコや死んでしまった針子がついてくることは数回ありました。
えさの食べ残し・糞の掃除
食べ残したえさや糞が水槽の底に沈んでいる場合があります。スポイトなどを使って、取り除くようにしてください。
ただ最初の1~2週間は、無理に掃除をする必要はありません。針子も一緒にスポイトで吸ってしまう可能性があるので十分注意をして掃除するようにしてください。
注意点
毎日の掃除は上記の2点で十分です。水槽内の様子を見ながら1~2日おきに掃除するようにしてください。
針子水槽の掃除では、注意点がいくつかあります。ぜひ参考にしてください。
グリーンウォーター(青水)の場合
グリーンウォーター(青水)を使って針子の飼育をしている場合は、水槽底のごみ掃除は無理にしないほうが安全です。
グリーンウォーターだと水槽内が見にくいため、スポイトで間違えて針子を吸ってしまうことがあります。
針子は泳ぐ力も弱く、スポイトで吸ってしまうと弱ったり、最悪死んでしまう可能性もあります。
我が家は今、グリーンウォーターで針子を育てているので、水面の掃除(ティッシュ利用方法)のみを行っています。
水替えは極力しない
卵が孵って最初の2~3週間は水替えを行わないようにしてください。
針子は、弱いため水質の変化がかなりの負担になってしまいます。
私は、1週間に1度くらいの頻度でカルキ抜きした水を少し足しています。(全体水量の1/5~1/10程度)
針子はほとんどえさを食べない為、糞などで水質を悪化させにくいです。えさをあげすぎなければ水質の悪化はあまり心配しなくて大丈夫です。※小さな水槽で多く飼育すると水質が悪化しにくいので避けてください。
最後に
今回は、針子の水槽掃除方法をご紹介しました。
特に卵から孵ったばかりの時は、気を使いますがご紹介したように最低限の掃除をするようにしてください。
他にもメダカ飼育の記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆