ピアス排除の原因と対策を紹介

ピアス

ピアスを開けている人、開けようと思っている人なら「排除」という言葉を、きっと一度は聞いたことがあると思います。

特にピアスを開けて間もない人や開ける前の人は、この「排除」に怯えている方も多いと思います。

私も、へそピアスを開けた高校生の時は、排除にかなり気を使っていました。

今回は、この「排除」についてご紹介したいと思います。

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排除とは?

排除とは、体が異物と判断して、体から追い出そうとする症状です。

そもそもピアスは人が穴を開けてつけている異物なので、「変なものが体の中に入っている!追い出さないと!!」と体が判断するのは納得いくと思います。

「排除」の症状が出てもピアスをつけっぱなしにしていると、ちぎれて「排除痕」が残ります。

ぜひせっかく開けたピアスが排除にならないように対策を行ってください。

もし「排除かも」と思った時の対処方法も併せて紹介していますので参考にしてください。

 

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排除の原因

排除の原因になり得るものをご紹介します。

もしご自身に当てはまるものがあれば、対策方法をぜひ行ってみて下さいね。

開ける位置が良くなかった・排除されやすい部位

「ピアスを開ける時に開ける場所が思ったより外側になってしまった」ということは多々あると思います。

ピアスホールを外側に開けてしまうと、貫通している皮膚が短いため排除されやすくなります。

また、顔や体の平面箇所に開けるピアスは、排除されやすい傾向にあります。特に骨の近くは皮膚も薄いため、排除覚悟で開ける方も多いです。

ホールに負担がかかる

ピアス箇所が圧迫されたり、手や髪を引っ掛けると、安定しにくくなります。

ケガの時も、治りかけている傷口はとにかくそっとしておくのが一番ですよね。

安定に時間がかかるとその分、体は異物と判断しやすくなる可能性があります。

まずは、安定するまでピアスをそっとしておくことが一番です。(※ケアは行ってくださいね)

ピアスが合っていない

例えば、へそピアスにバナナバーベルではなくストレートバーベルをつけていると、ピアスホールに負担をかけてしまう原因になります。

また、モチーフ(飾り)などが重たいピアスも、ピアスに対して重さが合っていない為、排除される原因になりかねません。

不適切なトラブルケア

セルフピアッシングをした場合は、トラブル時に自己判断がかなり難しいと思います。

例えば、化膿した場合に病院に行くべきか?市販薬で治せるのか?という判断は、ある程度の経験がないと迷うかもしれません。

素人では大丈夫だろうと放置していたら、実は結構大きなトラブルになっていて、排除されてしまうということもあり得ます。

体質

「ピアスを開けてから、一度も化膿せずに安定した」という人がいれば「何度も膿んで、ピアスを諦めた」という人もいます。

排除についても同様で、体質によって排除されやすい方もいらっしゃるようです。

これについては、対策のしようがないので、ピアスの経過観察をきちんとすることをおすすめします。そして、もし排除されているような兆候があれば、ピアスを外してしまう方が良いと思います。

対策

続いて、排除について個人でできる対策をご紹介します。できるだけ、対策方法を実践してみて下さい。

開ける位置

まずはピアスの開ける位置が重要です。

例えばトラガスは、内側に4mmくらいの場所に開けるのがベストだと言われています。

インターネット上には、経験者の意見なども多く載っているので、ぜひ事前に良く調べてからピアスを開けてください。

開ける部位によりますが、外側に開けてしまうと、排除されやすいというのは念頭においておいても良いかもしれません。

安定までは特に気を付ける

ピアスホールが安定するまでは、特に負担をかけないように注意してください。

ピアスを開けてすぐは、ピアスの存在を忘れて手を引っ掛けてしまうことも多くあります。

ピアスの箇所によって安定までかなり日にちのかかるものもありますが、できるだけ安定するまでは気を付けるように心がけてください。

軽いピアスをつける

ピアスを開けると、開けたことが嬉しくて、ついつい派手なピアスをつけたくなります。しかし、我慢してください!

できるだけシンプルな軽いピアスをつけるのは大切です。重たいピアスをつけていると、皮膚が伸びて、ホール自体も外側に移動してしまうこともあります。

安定後も、自宅では軽くてシンプルなピアスをつけるように心がけてください。

トラブル時

もし化膿してしまった時は、市販薬などを利用するのは大切です。

そして様子を見て、改善しないようであれば早めに病院(皮膚科)を受診してください。

ピアスを開けて膿が大量に出始めて、どうしようもなく病院に行ったら金属アレルギーだったという話はよく聞きます。

無理は禁物です!不安があれば、病院に行ったほうが安心です。

安定後も要注意

開けてすぐ排除になる人もいれば、安定してしばらく経ってから排除されることもあります。

安定したからと言って、ピアスホールに負担をかけるようなことはしないように注意してください。

いつ何時、排除が始まるかはわかりません!常に注意はしておいてください。

勘違いの場合も

ピアスを開けて、腫れが引いてきたころに「排除だ!」と勘違いすることがあります。

私も排除かと思って心配しました(笑)

排除は、急に目に見えるほど進むわけではありません。様子を見て、本当に排除なのかどうかを見極めるようにしてください。

本当に排除されるときは、貫通している皮膚がどんどん薄くなるのでわかると思います。

排除かもと思ったら

「排除かも」と思ったら、早めにピアスを外すことをおすすめします。

排除が進むと、薄皮で繋がった状態になるので思わぬ時に手などを引っ掛けてちぎれてしまう事もあります。

また、何よりも「排除痕」が残ってしまいます。消すためには病院で実費受診になります。

できるだけ傷痕を最小限で抑えるためには、早めに外してしまうことです。

最後に

今回は、排除の原因と対策についてご紹介しました。

個人でも出来るものが多くあるので、ぜひ可能な範囲で実践してみて下さい。

できるだけ長く、楽しくピアスを楽しむためにも、適切なトラブルケアをするようにしてほしいと思います。

他にもピアス関連記事をたくさん書いていますので、良ければご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました☆

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