おそらく誰しも一度は憧れる広いバルコニー!内覧会に行ってもついている家が多く、なんといっても豪華な家に見えますよね。
我が家も同じように家を建てると決めたときはバルコニーをつける予定でした。
しかし!!いざつけようと思って調べてみると…つけることで生まれるデメリットがあまりにも多く、結果としてバルコニーは設置しませんでした。
そして家を建てて4年が経過しましたが、今現在も不便さを感じていません。むしろ、つけなくて良かったと思っています。
今回は「バルコニー」のデメリットについてご紹介します。
ぜひこれから家を建てるという方、リフォームするという方は参考までにご覧ください。
バルコニーの活用方法
バルコニーの活用方法をいくつかご紹介します。
これらの中に絶対に外せない!というものがある方もいらっしゃると思います。ただデメリットもしっかりと知ったうえでバルコニー設置をご検討いただければ幸いです。
☑バーベキュー
☑家庭菜園・植物を育てる
☑晩酌
☑エアコン室外機置き
☑花火鑑賞、天体観測
☑オシャレ
バルコニーのデメリット
実際に我が家がバルコニー(ベランダ)をつけなかった理由をご紹介します。
もし該当するものがあれば、バルコニー設置を検討しなおしても良いのかもしれません。
雨漏りの原因
一番は、工事がしっかりしていないと雨漏りの原因になり得るという点です。
バルコニーは防水処理などをしっかりしないと雨漏りしやすいようです。そして、全ての工務店がそこまで丁寧にしているかは疑問という話も工務店の方に聞きました。
もし、しっかりと工事をしておらず雨漏りになった場合は、下の部屋の修理などにも金額がかかります。
洗濯物を2階まで運ばなければいけない
バルコニーは一般的に2階以上に設置するご家庭が多いと思います。
洗濯物を2階まで運び、乾いたら持って降りる…これを毎日できる自信が私にはありませんでした。
子供がいれば洗濯物は多くなり、カゴも重たくなります。
そして年齢を重ねたら階段自体も不安になる上、洗濯カゴを運ぶとなると危険です。
これらを考えると、バルコニーを設置しても活用できる年数はごく限られているのではないかと思います。
洗濯物が外から丸見え
バルコニーに洗濯物を干すと、洗濯物が外から丸見えです。
特に日当たりを気にして設置した場合は、バルコニーが道側にあるという場合も多いです。
小さい子供がいる、子供の性別、家族の構成、年代、生活習慣(ジム通い等)、仕事などが洗濯物をみればある程度分かってしまいます。
田舎で近所も知り合いばかりという場合は気にしないかもしれませんが、どちらにせよ洗濯物が丸見えなのは防犯上、良いことではありません。
部屋が狭くなる
バルコニーを設置するということは、部屋が1部屋減る・狭くなるということです。
部屋は基本的にはたくさんあっても困ることはありません。物置でもいろんな使い方ができます。
しかしバルコニーは使い方がたくさんあるようで、部屋ほど自由度は高くありません。使い方も限定されてしまいます。
それなら部屋を増やしたほうが良い!と我が家はバルコニーを選択しませんでした。
掃き出し窓はデメリットが多い
バルコニーを設置すると必然的に「掃き出し窓」になります。これは大きな窓になるため、特に夏・冬は外気温の影響を大きく受けます。
エアコンの効率が落ちることは間違いありません。
窓が大きいと、他にも掃除が面倒というデメリットもあります。
掃除が大変
バルコニーはほぼ外同然です。雨も入ってきますし、床も手すりも汚れます。
でも2階にバルコニーを設置していると水を流しながらじゃぶじゃぶと洗うことが難しくなるため、掃除がとても面倒になります。
バルコニーを設置予定という方は水栓を準備しておくと便利だと思います。
防水効果は10年
これは工務店の方にも言われましたが、どうしてもバルコニーは外同然なので劣化が激しいようです。その分、きちんと防水処理をしていても10年おきに修理、確認をした方が良いとのことでした。
そうしないと雨漏りの原因になってしまいます。
10年おきにメンテナンスが必要なのは、さすがに面倒だと思い諦めました。
そもそも外で洗濯物を干さない
我が家はバルコニーの設置をやめたのですが、家を建ててしばらくは外で洗濯物を干していました。しかしPM2.5や黄砂、排気ガスが気になるのと、何より虫がつくのが嫌で嫌で…。
外に洗濯物を干すメリットが感じられず、現在は部屋干しにしています。
▼我が家は「ホスクリーン」をリビングに設置しています。
昇降式ホスクリーン(川口技研)が想像以上に優秀!我が家の口コミ&メリットを紹介
最後に
今回はバルコニーのデメリットについてご紹介しました。
私は「新築=バルコニー」と思い込んでいましたが、よくよく検討したうえで設置するか同課をご検討いただきたいと思います。
他にも家づくり関連記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください
最後までご覧いただきありがとうございました☆