メダカ飼育を始めると、ミジンコの魅力に取り憑かれる方が多いのではないでしょうか。
はい!私もその1人です(笑)
ミジンコを探し求めて様々な方法を試してみました。しかし、いざ探してみるとなかなか見つからない!!!
今回は、やっとの思いでミジンコを捕獲したので、その方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
ミジンコの種類
ミジンコと言っても実は色んな種類がいます。その中でも有名なミジンコの種類をご紹介します。
タマミジンコはメダカの餌として最も重宝されている種類です。1ミリほどの大きさで、ピョンピョンと跳ねるように水中で泳ぐのが特徴です。
オオミジンコはその名の通り、大きなミジンコで5ミリ程まで大きくなります。5ミリまで成長してしまうと、大きすぎてメダカは食べることができません。ただタマミジンコに比べると育てやすく、成長途中のサイズであれば稚魚でも食べれるためタマミジンコを飼育している方も多くいます。
ケンミジンコは動きが早く、メダカの餌になりにくいです。また、カイミジンコは殻があるため固く、メダカが食べれません。
今回は「タマミジンコ」を探し求めて行った方法をご紹介します。予想外な生き物も捕獲できたのであわせてご紹介します!
ミジンコの捕獲方法
実際に私が行ったミジンコの捕獲方法をご紹介します。
お住いの地域や時期によって同じ方法でも捕獲できない可能性もあるのでご承知の上、ご覧ください。
田んぼ
稲刈り前の秋ごろに、田んぼを見に行きました。まだ水が張ってある状態だったのでミジンコを見つける気満々だったのですが、結果は…撃沈。
夜にスマホのライトを照らして田んぼの水を覗いてみたのですが、動くものは全く見当たりませんでした。
ちなみにミジンコはライトに寄ってくるので、夜はライトがあると便利です。
用水路
用水路でミジンコを大量確保したという情報を見たので、田んぼへミジンコ探しに行った際に用水路も見てみました。
溜め桝などの水が溜まった場所を数か所見てみましたが…ここも見つかりませんでした。
時期的な問題なのかな?と半ば諦めながら、別日にも夜な夜な田んぼ周りを探してみましたが、見つかりませんでした。
池
池などの流れの無い場所にミジンコが湧いているという情報も見つけたため、近所の池に探しに行ってみました。
水をすくったり、目の細かい網で水中をすくってみましたが…何も捕獲できませんでした。
これくらいから、ミジンコは自然界に生息しないのではなかと思い始めました(笑)皆さんがタマミジンコを購入する気持ちが良くわかりました。
田んぼの土(稲刈り後)
「もう無理だ」と思いつつ「まだ諦めれない」という気持ちが勝り、最後に田んぼを覗きに行ってみました。しかし、既に水は抜かれており、稲刈りが終わった後でした。
そこで…田んぼの土を容器に入れて持って帰ってみました。
透明のNVボックス(容量約13ℓ)に適当に土を入れ、水道水をたっぷり張って終了です。後は様子見です。
田んぼの土にタマミジンコの耐久卵が入っていたようで、タマミジンコが発生したんです!
ちなみに2か所の田んぼの土を持ち帰りましたが、タマミジンコやホウネンエビが発生したのは1つの土のみでした。もう一方は何も発生しませんでした。
注意点
今回は、様々な方法をご紹介しましたが、これらの方法を試す場合は以下の点にご注意ください。
当たり前ですが、他人の田んぼの土を取ったりするのはダメです。私は知り合いや親戚の田んぼでミジンコ探しを行いました。
また、池などにミジンコを探しに行くときは、十分注意をしてください。立ち入り禁止の看板がある場所は立ち入らないようにしてください。
最後に
今回は、ミジンコ探しの方法をご紹介しました。
成功した方法があれば、失敗した方法もありました。おそらく田植えが終わったころ~夏であれば、もっと容易にミジンコが見つかるのではないかと思います。
田んぼで農薬を使用している場合は、ミジンコがいない可能性もあります。どの田んぼでもミジンコが必ずいるわけではないのでご注意ください。
他にもメダカ飼育の記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆