ラムズホーンという巻貝をご存知ですか?メダカと一緒に飼育することで、残ったエサやメダカの糞を食べて水槽内をきれいにしてくれる貝です。
そうはいっても初めてラムズホーンをメダカ水槽に入れる時はかなり不安でした。メダカに悪影響はないの?本当に水槽内をきれいにしてくれる?と疑問だらけでした。
メダカ水槽が増えてきたころに、レッドラムズホーンをホームセンターで2匹購入し、メダカ水槽に入れてみました。(1匹あたり150円でした)
今回は、ラムズホーンについて疑問に思っていたことをご紹介したいと思います。
メダカに悪影響はないの?
最も気になるのは、メダカに悪影響がないのか?という点だと思います。
我が家では、メダカ水槽に1匹ずつラムズホーンを入れてみましたが、悪影響はなさそうです。悪影響として挙げるなら…増えすぎてしまう点です。ラムズホーンはとにかく卵を産むので気付いたら壁に卵がついています…。
たまにメダカがラムズホーンを不思議そうに近くで見ていることはありましたが、ラムズホーンは黙々と底にある餌や糞を食べてくれていました。同じ水槽で飼育するのは全く問題はありません。
水槽内をきれいにしてくれる?
本当に水槽内をきれいにしてくれるのかというと…ラムズホーンがいたほうが少しだけきれいに保てています。劇的に差がある!とまでは言いにくいです。
というのも我が家は1つの水槽(15ℓ程度)に1匹のラムズホーンを入れているだけなので、食べるペースもゆっくりです。
ラムズホーンを過信しすぎて水替えなどを怠ることはしないようにしてくださいね!
また、ラムズホーンはメダカの糞や食べ残しの餌を食べてくれますが、ラムズホーン自体も糞をします。水槽内にたくさんラムズホーンを入れて飼育すると、ラムズホーンの糞で水質が悪化する可能性もあるのでご注意ください。
メダカ水槽内でのラムズホーンの飼育方法
メダカ水槽でラムズホーンを一緒に飼育する場合は、どのような管理が必要かをご説明します。
…何もしなくてOKです。
メダカの世話を通常通りしていれば、ラムズホーンのエサは十分すぎるくらい発生します。ラムズホーンのために特別にえさを与える必要はありません。
飼育が楽ちんなのはラムズホーンのメリットです。メダカ愛好家さんが愛用する理由が分かりますね!
特に重宝する場合
ラムズホーンがいると、メダカ飼育が少し楽ちんになるので、メリットは大きいと思います。
その中でも特にメリットが大きく、ラムズホーンが重宝される場合をご紹介します。
もし該当するものがあれば、ぜひラムズホーンの導入を検討してみて下さい。
グリーンウォーターで飼育
グリーンウォーターで飼育している場合、水槽の底が見えないため掃除がしにくくなります。
そんな時にラムズホーンがいると、底の不要物を食べてくれるのでかなり助かります。
特に針子・稚魚の時はグリーンウォーターで飼育する方も多いと思います。そんな方は、ラムズホーンに水槽のお掃除をお願いしても良いと思います。
メダカの冬眠
外でメダカを越冬させる場合は、冬眠をするメダカがほとんどです。
冬眠時は最悪の場合、メダカが死んでしまうこともあります。そんな時に死んでしまったメダカをラムズホーンが食べて分解してくれます。
水槽内でメダカが死んでしまうと、水質が悪化してしまうため、ラムズホーンことがいると重宝します。
最後に
今回は、ラムズホーンの飼育方法、メダカとの共存についてご紹介しました。
ラムズホーンがメダカ自体をいじめる事はありませんし、水槽内の不要物を食べてきれいにしてくれるのでぜひ飼育を検討してみて下さい。※ただしラムズホーンが爆増してしまう可能性があるため、その場合は卵のうちに処分をする必要があります。
他にもメダカ飼育の記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆