外気温と水温は一緒なの?室内と屋外ではどれくらい差があるの?と疑問に思いませんか?
特にメダカなどを飼育していると水温は超重要!できればメダカにとって最適な水温を管理してあげたいですよね。
今回は、メダカ飼育において大切な「水温」について外気温との関係性を調べてみましたのでご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
外気温と室温(屋内・屋外)の測定
9月に温度測定を行ってみました。条件は以下の通りです。
ちなみに今回は、ダイソーで購入した「お風呂用湯温計」(110円)を使用しました。
0℃~50℃まで測定ができ、水面に浮かべることができるので使い勝手が良くおすすめです!数秒ですぐに測定できますよ。
まず室内に溜めている水温を測ってみました。念のため数分間、浮かべて放置してみましたが、25度という結果でした。(室内温度との差:1℃)
続いて、外に溜めている(カルキ抜き用)水を測定してみました。数日間、外に放置しているものです。測定結果は25℃でした。(外気温との差:1℃)※外に置いているので虫が映り込んでいます。(すみません…)
結果
測定した結果、「外気温・外の水温」「室内温度・室内の水温」はほぼ一緒の温度でした。
調べてみるとやはり、水温は気温とほぼ同じになるようです。
水温が外気の温度に時間をかけて少しずつ追いつきます。なので、水量が多いと外気温と同じ温度に到達するまで時間がかかります。
また、日なた・日陰によって気温が違うように、水温も変わってきます。
注意点
今回は、気温と水温がほぼ一緒という結果になりました。
今回は秋ということもあり、室内と屋外の気温が同じでした。しかし、季節によっては室内・屋外でかなりの気温差があるため注意が必要です。
例えば、夏は屋内と屋外(特に直射日光が当たる場所)で、かなりの気温差があります。それに伴って水槽の温度もかなり差が出ます。
夏に屋外飼育をする場合は、直射日光が当たらない場所に水槽を置くように注意してください。また、冬もできれば軒下など雪が積もらない場所の方が安全です。
もし、これらの条件下で飼育するのが難しい場合はできるだけ大きく、深い水槽(容器)で飼育するようにしてください。
水量が多ければ水温の急激な変化を防ぐことができます。また、水深があれば日よけや雪よけにもなります。
また、黒容器などは温度が上がりやすくなります。同じ容量でも直射日光が当たる場所であれば白容器の方がおすすめです。
▼常に水槽内にセットして置き、温度変化を確認するのが健康管理にはおすすめです。
リンク
最後に
今回は、気温と水温の関係性を実際に測定も行い、確かめてみました。
水槽内に温度計を設置するのがベストですが、それもなかなか大変です。室内や屋外の温度であれば体感でなんとなくわかると思います。あまりに暑い時などは水槽を涼しい場所(日陰等)に移動したり、すだれ等で日陰を作ってあげてください。
他にもメダカ関連の記事をたくさん書いていますので、ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆