ある日、急に陰部がかゆくなって我慢ができない!おりものがいつもと違う!という場合はもしかすると『カンジダ膣炎』かもしれません。
『カンジダ』なんて自分とは関係ないと思いがちですが、誰でもなるんです。
私は、妊娠中に初めてなりました。その後も何度か繰り返しました。
そしてこの記事を書いている今も…。
今回は、カンジダになった(かも)という場合に、応急処置としてご自身で出来る対処方法などをご紹介します。
自分でできる対処方法
これからご紹介する方法は、急なかゆみに襲われた時に出来る方法です。
カンジダ膣炎を治す方法ではなく、あくまでも悪化させない(させにくい)方法だと思ってお読みください。
お風呂で洗う
お風呂の時にきちんとお湯で良く洗い、汚れを落としてください。
今までの経験上、不衛生にしていると症状が悪化することが多いです。
ただゴシゴシと洗うと症状が悪化するので、手で優しく洗うように気を付けてください。
ウォシュレットを使う
トイレの時に、ウォシュレットを使い、できるだけ清潔に保つようにしてください。
ただ、公衆トイレ等の場合は清潔か分からいのでウォシュレットを使わない方が良いと思います。
ご自宅のトイレの時に使うように心がけてください。
トイレできちんと拭く
カンジダの時はおりものが多くなります。
いつもと同じようにトイレットペーパーで拭くだけでは、きちんと拭けないこともあるので、おりものをしっかりとふき取りようにしてください。
ただし、かゆくてもティッシュペーパーで擦る・掻くことは避けてください。出血や痛み、さらにかゆみが増す可能性があります。
おりものシートを使う
カンジダの時はよくおりものシートを使用していました。
カンジダの時は、おりものが多くなるので、下着が汚れてしまうことがあります。その汚れで、さらに不衛生になりかゆみが増したり、症状が悪化することも多々ありました。
おりものシートを使用し、汚れたら取り換えることで、清潔に保つことができます。
ウェットティッシュで拭く
おりものが多い時はウェットティッシュで拭くと少しすっきりします。
1日に何度もお風呂に入ることはできないので、簡易的に清潔にする方法です。
ただし、ノンアルコールのウェットティッシュを使ってくださいね。
市販薬を使う
今までカンジダの診断を受けた方は薬を処方されたことがあると思います。その時と同じ種類の市販薬を購入して、使ってください。
カンジダは菌の種類がいくつかあります。違う菌に効く薬を使っても効果はありませんので、注意してください。
カンジダの薬は薬剤師のいるドラッグストアでないと購入ができません。私自身、それを知らずに何個も店を回った経験があります…。ネットで購入するほうがスムーズなのでおすすめです。
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病院を受診する
一番いい方法は病院を受診することです。きちんと見てもらって治したほうが早く良くなります。
どの種類の薬が効くのかもわかるので、2回目以降のカンジダ再発時にも市販薬が購入できます。
ただ学校・仕事でなかなか病院に行けれないという方もいると思うので、市販薬を試してみても良いかもしれません。(ちなみに私は病院でエンぺシドを処方されました。次回以降は同じ種類の市販薬を購入すればいいので迷う心配がありません。)
やってはいけない事
カンジダ膣炎の時にやってはいけない事がいくつかあるのでご紹介します。
ついついやりがちな事なので、注意してください。
石鹸・ボディソープで洗う
お風呂の時に石鹸やボディソープで陰部を洗うのは良くありません。
初めてカンジダを発症したときに、私が行っていた方法ですが、看護師さんに話すと注意されました。良い菌まで一緒にやっつけてしまうようです。
水やお湯で優しく洗い流す程度にしてください。
かゆい所を掻く
カンジダの時は、本当にかゆくてかゆくて、仕事や授業にも集中できないくらいですよね。
思わず掻きたくなるんですが、掻いてしまうと出血したり、痛みが出たり、さらにかゆみが増すことが多いです。
かゆみを抑えるためには、掻かないことが大切です。
専用薬以外を使用
カンジダ膣炎の時に「フェミニーナ軟膏」などを使用する方がいます。
しかしフェミニーナ軟膏はカンジダの薬ではありません。実際に裏面に「本剤はカンジダ症の治療薬ではありません」と表記されています。
ついつい自宅にある薬を使いがちですが、きちんと専門の薬を使用するように気を付けてください。
放置
カンジダ膣炎は、強いかゆみがあったと思ったら、収まることもあります。
しかし放置はしないでください!症状が悪化する可能性があります。
最後に
今回は、カンジダの時に自分でできる対処方法をご紹介しました。
簡単にできるものも多いのでぜひ試してみて下さい。ただ、悪化しなくても改善することはまずないので注意してください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆