オシャレな家にありそうな『ダウンライト』ですが、実はデメリットもたくさんあるんです。
せっかくダウンライトを採用するなら、ぜひ事前にメリット&デメリットをご理解の上で設置して後悔がないようにしてほしいと思います。
また、ダウンライトがおすすめの場所とそうでない場所についてもご紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さい。
我が家の経験談もあわせて紹介します!
ぜひ最後までご覧ください。
ダウンライトとは?
ダウンライトは天井に埋め込んだ照明です。自宅や店舗でも設置されているのをよく見かけると思います。
タイプがいくつかあり、ベースタイプ(一般的に使われているもの)、防湿タイプ、軒下タイプなどがあります。
またダウンライトにはセンサーライトタイプがあります。我が家も廊下にセンサーライト付きのダウンライトを設置しています。
廊下やトイレ、階段などはセンサーライトを設置するとかなり便利なのでぜひご検討ください。
▼センサーライトについて書いている記事です。良ければご覧ください。
センサーライトって便利?廊下・玄関に設置してわかったメリット&デメリットと後悔したこと
メリット
ではダウンライトのメリットをご紹介します。
基本的には「見た目」が気に入って取り付ける方が多いと思いますが、それ以外にもメリットがあります。
おしゃれ
まずはやはり見た目がおしゃれというのが大きなメリットです。ダウンライトはなぜか、取り付けているだけでおしゃれな部屋になっちゃうので不思議ですよね!
長い時間を過ごす家は、照明も気に入ったものを取り付けたほうが後々、後悔がありません。
色んなタイプの部屋に合う
ダウンライトはシンプルなので、様々な部屋のタイプに合います。
これは家づくりでも重宝するんです!
リビングやダイニングにダウンライトが合うのはもちろんなのですが、和室などでもダウンライトが合うので、困った時には気に入ってない照明をつけるよりもダウンライトをつけたほうが良いと思います。
部屋が広く感じる
シーリングライトなどは天井に取り付けるので、どうしても多少天井から飛び出た形になります。しかしシーリングライトは天井の壁面に埋め込まれているので、天井がフラットになっています。
照明くらいで部屋の広さの体感は変わらないでしょう!
と思っていましたが、侮ることなかれ!!
天井から照明が出ているか、埋め込まれているかによって広さはかなり違うように感じます。
特に一般的な家の天井はそんなに高くありません。(一般的には2m10㎝~2m40㎝)だからこそたかが数センチ~十数センチの照明の高さが想像以上に大きく影響するんです。
デメリット
シーリングライトにもデメリットはたくさんあります。
事前にデメリットを把握したうえで後悔ない家づくりをしてほしいと思います。
気密性が下がる
天井に穴を開けてダウンライトを取り付けるため、天井の厚みが照明部分だけ変わってきます。
また、気密性が多少下がるという話も工務店の方に伺いました。
ただ我が家では今のところ、それを感じたことはありません。
また高気密のダウンライトもたくさん販売されているので気になる方はそれらを使用しても良いと思います。
交換は自分でできない
LEDタイプだと数年程度で交換することは少ないと思いますが、10年に1度くらいのペースで交換が発生してきます。
その時に、シーリングライトはご自身で取り換えができるのですが、ダウンライトはそうはいきません。
業者を呼んで交換してもらわなければいけないので、工賃がかかります。一般的に、交換の工賃だけで5000円~10000円ほど費用がかかるようです。
部屋の模様替えがしにくい
ダウンライトは天井に埋め込まれているので、配置換えができません。
そのため、部屋の模様替えもしにくくなります。
特にダイニングなどはテーブルが配置されると想定した場所に集中してダウンライトを設置することが多いので、大きく模様替えすると明るさに偏りが出る可能性があります。
影が多方面にできる
ダウンライトは1つだけでは明るさが不十分なので、一般的に3~4個程度を同じ場所に設置します。
そのため、勉強をするときに影が多方面にできて文字が書きにくい場合があります。
我が家はダイニングにダウンライトを設置しています。
ダイニングで勉強したときに、影がたくさんできて文字が少し書きづらい思いをしたことがあります。
高価
ダウンライト1つあたりはそんなに高価ではありません。様々なメーカーから発売されているので価格も下がっています。
ただ、ダウンライトは1台だけ単体で使用することは少ないです。一般的には1部屋に4台程度取り付けることが多いです。
なので単体では安くても、いざ「シーリングライト1台 VS ダウンライト4台」を比較すると、一般的にはダウンライトの方が高価になります。
眩しい
シーリングライトはカバーがあるので光が直接目に入りにくく、そんなに眩しく感じることはありません。
ただダウンライトは照明カバー等が無いので、直接光を見るとかなり眩しいです。
一般的に部屋を照らすという目的で使用する分にはさほど問題はありませんが、寝室など天井を見る部屋は要注意です。
どの部屋におすすめ?
おすすめの部屋は以下のような部屋です。実際に我が家でもこれらの部屋はダウンライトを採用しています。
ダウンライトは基本的には場所を選ばないので多くの部屋に使えます。
しかし、個人的におすすめできない部屋もいくつかあります。それは以下の通りです。
デメリットにも挙げましたが、眩しいので寝室など天井を見る部屋はおすすめしません。
また、模様替えをよくする部屋はダウンライトの配置換えができないので、使い勝手が悪くなる可能性があります。
影が多方面にできるため、勉強など書き物をするときには影がうっとうしく感じる可能性があります。※スタンドライトなどを別途置けば、解消できます。
最後に
今回はダウンライトについてご紹介しました。今は一般家庭でも設置されることが多いダウンライトですが、デメリットが意外とたくさんあることを知っていただけたかと思います。
ぜひ事前にデメリットを把握したうえで上手くダウンライトと付き合ってほしいと思います。
他にも家づくり関連記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆
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