子供がなかなか進んで勉強してくれない、集中力が続かない、勉強する気にならない等…お困りのパパ・ママも多いと思います。
小学生低学年だと、勉強の習慣がついていなかったり、集中力がまだあまりついていない子も多いです。
そんな状態でただただ親が「勉強しなさい!」と言っても、勉強をしてくれません。それどころか勉強が嫌いになってしまう可能性もあります。
今回は、子供が楽しく勉強できる方法をご紹介します。
ご家庭でできる方法ばかりなので良ければ参考にしてください。
楽しく勉強できる方法
無理なく、簡単にできる方法をご紹介します。
ぜひお子さんにあった方法で実践してみてください。
手作り問題
ノートや裏紙などに手作りの問題を作ってあげます。
この時に可能であれば以下のものを取り入れて問題作成をしてみて下さい。きっとお子さんが喜んで問題を解いてくれると思います。
☑身近なもの・人を登場
☑クスッと笑える問題
☑間違えた問題をアレンジ
うんこドリルが話題になりましたが、これは問題の中にうんこを登場させることでおもしろ・おかしく問題が解ける仕掛けになっています。
手作り問題は子どもも喜んでくれますが、なかなか余裕が無いという方はうんこドリルなどを活用してみても良いと思います。
ご褒美シール
勉強を目標時間したらご褒美シールをあげるという方法です。カレンダーに貼ったり、シール帳に貼ってあげるなどお子さんが喜ぶ方法で行ってあげてください。
目に見えて成果が分かったり、ご褒美がもらえたほうが、子供もやる気が出て継続できます。
年齢が上がると可愛い・かっこいいシールの方がよりやる気に繋がりますので、年齢に合わせたシールを選んであげてください。
鬼滅の刃など、人気のあるキャラクターのシールだと男女関係なく喜んでくれます。
親も一緒に勉強
勉強机で横に座る、勉強をするなど親の姿勢は子どものやる気に大きく影響します。
勉強の時は、静かな場所で環境を整えるのはもちろんのこと、できれば同じ空間で子供の頑張る姿を見てあげてください。
そして可能であれば、脳トレやクロスワード、美文字練習などなんでも良いので机に向かう姿を子供に見せてください。
これだけで子供のやる気はかなり変わってきます。
「勉強しなさい」という親が隣でテレビを見ていたら、子供はやる気になりません。逆の立場なら容易に想像できると思います。
ぜひお子さんの気持ちを考えて勉強に向き合ってみて下さい。
褒め上手になる
子供も大人も褒められて嫌な気持ちになる人はいません。子供のやる気を引き出すためにはぜひ、子供をいっぱい褒めてあげてください。
ただ褒め方にも少しだけコツが必要です。
何でもかんでも褒めていると「褒められて嬉しい」という気持ちが薄れてしまいがちです。「一生懸命頑張った時」「解けなかった問題が解けるようになったとき」など、数回に1回程度を目安に褒めてあげてください。
注意点
子供の勉強に対してぜひ注意して欲しい点をご紹介します。
勉強嫌いを諦める
子供で勉強が好きな子はほとんどいません。遊びたいし、テレビを見たいのが普通です。
でも勉強が嫌い・苦手なのを親が諦めてしまうのはやめてください。その時点で、子供の勉強への苦手意識は改善することが難しくなってしまいます。
ぜひ毎日、少しずつでも良いので子供の勉強に向き合ってあげてください。
頑張らないと!と意気込んでしまうと親もしんどくなります。
頑張らない程度に、無理なく向き合ってあげて欲しいと思います。
怒る
私もついついしてしまいがちですが…怒るのだけは避けてください。子供のやる気がガタ落ちになってしまいます…。
「何度同じことを言っても理解しない」「やる気がなくて取り組んでくれない」とイライラしてしまいがちです。ただできるだけ子供目線で、気持ちをくみ取ってあげてください。
途中で飽きてしまう場合は、違う教科の勉強をしたり、他の事をして、一度気持ちをリフレッシュしてみる、眠くなってやる気がなくなる場合は、もっと早い時間から勉強を始めるよう生活リズムを考えてみるなど、様々な対処方法があります。
親が勉強に向き合わない
「勉強してきなさい」と言って、宿題を確認しない、放置するのはあまりいい方法だとは思いません。
子供が自ら勉強を好きになるのは、難しいです。私も子供の時に勉強を好きだと思ったことはありませんでした。
なかなか勉強を見る時間が無いという場合も、宿題のチェックをしてできていたら褒めてあげる等して、子供のやる気を引き出してあげてください。
そして出来るのであれば、子供の勉強に短時間でも向き合ってあげて欲しいと思います。
最後に
今回は、小学生低学年向けの「勉強やる気を出そう作戦」を紹介しました。
小学生の低学年は、これから長い学生生活で勉強に対する姿勢が身につくか否かの大事な時期です。「まだ勉強内容は簡単だから」「勉強させるのは高学年になってからで良いだろう」と思わずに、勉強に向き合えるような環境を整えてあげてください。
自宅でも出来る簡単な方法ですので、ぜひパパ・ママも無理なく子供の勉強に向き合ってあげてください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆