小学校の宿題として出る「自主学習ノート(家庭学習ノート)」ですが、決まった宿題ではない為、内容に迷ってしまうこともあります。
凝った内容にすると1時間以上かかってしまうこともしばしば…。忙しい平日はできるだけ早く宿題を終えて欲しいと思う保護者も多いと思います。
今回は自主学習ノートでおすすめのテーマ(ネタ)をご紹介します。
ぜひ出来そうなものを試してみて下さい。
自主学習ノートとは?
小学校に入学して少し経つと、急に「自主学習ノート」という宿題がスタートします。
毎日、毎日宿題として出るので、何をすればいいのか迷ってしまう保護者も多いと思います。特に小学1年生の場合、子供に自学ノートを任せっきりにしていると、学習と関係ないような内容をしてしまうので注意が必要です!
この自学ノートですが、各家庭によって内容は様々です。簡単に済ませようと思えば10分程度で終わらせることもできますし、凝った事をすれば1時間以上かかることもあります。
内容が自由である分、真面目に取り組むのとそうでないのでは学力にもある程度差がついてしまうこともあります。
1年生向け・自学ノートのネタ
実際に我が家で行っている自学ノートをはじめ、1年生が取り組める内容をご紹介します。
短時間で終えたい時、しっかり勉強させたい時などで使い分けていただけると良いかなと思います。
国語
1年生はひらがな、カタカナ、漢字を習う重要な学年です。
きれいな文字を覚える・練習するためにも、自学では「文字の練習」を積極的に行ってほしいと思います。
☑カタカナ練習
☑漢字練習
☑漢字の由来を調べて描く
☑教科書の書写
☑漢字を書くときの良い例・悪い例を比較
☑復習・予習
文字練習は、使用するノートのマス目数によって、かかる時間はかなり差が出てきます。
例えば漢字をきれいに書くことを目的とするなら、1マスに1文字ではなく、4マスに1文字くらい大きく書くのもおすすめです。(この場合、我が家では定規で4マスごとに線を引いてから書くようにしています。)この方法だと、文字をきれいに書けるのはもちろん、短時間で終える事もできます!
また、予習をする場合は、大人が内容をしっかり見てあげる必要があります。学校で習っていない箇所なので、間違って覚えてしまう原因になりかねません。
漢字の予習などは、ポイントを抑えていない場合が多いんですよね…。
算数
1年生では足し算・引き算を習います。この計算は、とにかく繰り返してたくさん解くことで計算が早くなります。
自学でも積極的に取り組んで欲しい内容です!
☑自分で計算問題を作って解く
☑100マス足し算・引き算
☑教科書の書写
☑時計の読み方
☑お金の数え方
☑ものさしで身の回りのものを測る
☑復習・予習
手っ取り早いのは、計算ドリルなどの問題をそのまま書き写して解くことです。答えは当日中に確認して、間違っていれば直すようにしてあげてください!
また、自分で計算問題を作ったり、保護者が作った問題を解くと楽しく取り組むことができるのでおすすめです。
とにかくたくさん計算をさせたい!という場合は100マス計算がおすすめです。縦・横にそれぞれ1桁もしくは2桁の数字を書いて解かせます。何ならタイムを計って、回数を重ねるごとにタイムが縮むか計ってみても良いと思います。(ただこれは時間がかかる可能性もあるので少し覚悟が必要です。)
▼ドリルなどは1冊にまとまっているものだと1年間を通して使用できるのでお勧めです。繰り返し解くことでしっかり身につきます!
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その他
その他、好きな事を取り組むことももちろんOKです。(学校で指定がある場合はそれに従ってください)
☑花の種類・構造を調べる
☑お金の絵を描きうつす
☑お金の絵・人物を調べる
☑夕食のレシピを絵付きで書く
☑都道府県ネタ(特産物・有名な場所等)
☑絵の練習
☑自画像、似顔絵
☑友達紹介・インタビュー
☑日記
☑読書感想文
☑工作をまとめる
☑不思議に思うことを調べる
簡単な自由研究みたいなものを取り組むような内容だと子供も楽しく学習できます。
内容についてはあまり難しく考えず、少しでも勉強につながるような内容であれば良いと思います。
「勉強」に縛られなくても少しでもためになることであれば良しとして我が家では取り組んでいます。
また、国語・算数以外だと子供自身も考えるのが難しいため、保護者がヒントを出してあげるとよりスムーズに取り組めます。
▼図鑑などがご自宅にある方はぜひ活用してみて下さい。読むだけよりも、ノートに書くことで興味を持ち、しっかりと知識になります!
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注意点
自学ノートを取り組むときに出来れば注意したい点があります。
自学ノートは、自分で考えて取り組む、自主性を育むためにも重要な宿題です。できれば子供が興味のある内容を取り組ませた方が本人のためにもなるため、ある程度は見守ってあげる姿勢も重要だと思います。
また子供に任せっきりだと、急に難しい漢字を練習したり、明らかに手抜きな内容だったり…ということもあります。習っていない内容を取り組んでしまうと間違って覚えてしまう可能性があります。予習をする場合は、保護者が見てあげるようにしてください。
「線を引くときは定規を使う」「文字は大きく丁寧に書く」など丁寧なノートづくりを心掛けれるようにしてあげてください。丁寧に書くクセをつけるようにしてあげてください!
基本的に1年生の場合は、予習よりも復習を重視して取り組んだ方が良いと思います。
予習に力を入れるよりも、今まで習った内容をしっかり理解するために取り組むことをおすすめします。
最後に
今回は、1年生の自主学習ノートの内容をいくつかご紹介しました。
1年生は学校で習った内容を定着させることが重要です。また、授業時間の都合上、カタカナや漢字の学習時間も限られてしまいます。学校で十分に練習できなかった内容を取り組むこともおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました☆