ラムズホーンはメダカ飼育において、えさの食べ残しを食べてくれるというメリットがある一方で、増えすぎて困るという意見も聞きます。
「本当に爆増するの?増えてくれたら水質悪化を防止してくれるし、嬉しいなぁ」と思ったので…ラムズホーンを購入して飼育してみました!
今回は、ラムズホーンを数か月飼育してみて本当に爆増するのか…実験(普通に飼育をしただけですが)してみました。
ラムズホーンの購入・飼育を検討している方はぜひ参考にしていただけると幸いです。
ラムズホーンの1回目の産卵
私がラムズホーンを購入したのは、ホームセンターです。1匹200円ほどで計2匹購入しました。
そして、メダカ水槽に入れて飼育をしていたのですが…数日経過後、水槽の壁面を見ると卵のようなものがたくさん付いています。
これがラムズホーンの卵です。水槽の壁面に卵を産み付けるため、水槽の見た目が悪なり、嫌う方もいらっしゃいます。
私が購入したレッドラムズホーンは、購入から3~4日ほどで1回目の産卵をしました。そしてその後もペースを落とすことなく、3日おきくらいに卵を壁面に産み付けていきました…。
孵化までの期間
ラムズホーンの孵化までの期間は一般的には10日程度と言われています。
しかし…我が家のラムズちゃんはなかなか孵ってくれませんでした。結局2~3週間ほどかかってやっと孵化をしました。
飼育時の水温等、条件によって日数はかなり前後があるのかもしれません。
日々、観察していると卵の中に何かできて、少しずつ大きくなっていく様子が見えるので、成長の様子は分かるかな?と思います。
半年飼育してみて…
さて、そんなラムズホーンですが、本当に爆増するのか?というと…そこそこ爆増します!
気付いたら卵の中がいなくなって(孵化して)いて、数ミリの小さな塊がかすかに水槽内を動いています。
卵をどんどん産むのでヤバいかも…と心配をしていましたが、半年経過した現在、困るほどは増えていません。
ラムズホーンの注意点
ラムズホーンを飼育するうえで、意外と注意しないといけないと思うことがあります。飼育することで飼育環境が悪くなる可能性もあるため、要注意です!
死んだときの水質悪化
それは…ラムズホーンが死んでしまった時の水質悪化です。
メダカのえさの食べ残しを食べてくれるため、基本的にはラムズホーンは有難い存在です。しかし、もし水槽内で死んでしまった場合…一気に水質が悪くなると言われています。
気付いたら、水面に浮いて死んでいたこともあります。注意して見てあげてください!
糞が大量
ラムズちゃんは、黒い&長細い糞を大量にしてくれます…。
見た目も良いものではないので、きちんと掃除をしてあげてください。
ちなみに、ラムズホーンの糞はラムズちゃんは食べてくれません…。
増えたときは取り扱いに注意
ラムズホーンは基本的には、丈夫で繁殖が容易なので、増えすぎてしまう可能性は十分にあります。
しかし、増えすぎたからと言って川に捨てたり、排水溝に流すなどはしないでください。
自然界で増えてしまうと、生態系が崩れてしまいます。卵のうちに駆除してしまうか、きちんと死んでから捨てるように気を付けてください!
最後に
今回は、ラムズホーンの増殖についてご紹介しました。
ある程度、気を付けていれば爆増は防げるので、気を付けて飼育をしてみて下さい。
他にもメダカ飼育の記事をたくさん書いていますので良ければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆